対人緊張には種類がある

対人緊張には種類がある


2009年11月15日(日)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


対人緊張症で困っている人たちの中には、
「全ての人は対人緊張するのだから自分の緊張症と上手く付き合って行かなければいけない」
というような事を言う人たちがいます。
確かに総理大臣であろうが天皇陛下であろうがオバマ大統領であろうが人間は必ず緊張をします。
しかし、この総理大臣などのする対人緊張と対人緊張症で困って精神科や心療内科に通っている人たちの対人緊張は同じ緊張でも根本的に異なっているのです。


最初に、
緊張とは人間だけの感情ではありません。
高等な動物は皆緊張します。
本来の緊張とは目の前に敵が現れて『戦うか逃げるか』の究極の選択を迫られている状態なのです。
ですから、私達の周りにいる犬や猫、鳥などの高等な動物は私達人間と同じに緊張すると鼓動が早くなります。
体の隅々に新鮮な血液を送って戦うにしろ逃げるにしろ自分の持っている全ての力を使って生き延びろという究極の命令が出ているのです。
他に緊張すると血液がドロドロしてきます。
これは戦いに備えて自分の体を傷つけられても早く止血が出来るように既に戦いの準備が始まっているのです。
(余談ですが、緊張すると鼓動が早くなったり血圧が上がったり血液がドロドロしたりしますから緊張を過度にし続けるのは体によくありません。)

上記が本来の動物としての緊張なのですが、人間は他の動物と比べて著しく頭が発達をしました。
他の動物は未来を考えないと言われていますが、人間は頭がとても発達をしましたから未来の事を考えて、今、緊張をしなくても良い時も未来を想像して緊張をしてしまう、とても緊張の多い動物になってしまったのです。


人間の緊張は3っに分類できる

1.動物と同じ目の前に敵が現れた時の緊張
例えば、大分昔の新聞で読みましたが、山で山菜取りをしていたおじいさんの前に熊が現れておじいさんが一本背負いを決めて熊を追い返した、という記事を読んだ事があります。
このおじいさんの緊張は目の前に熊という本当の敵が現れたのですから動物としての本来の緊張だったと思えます。

2.欲による緊張
前の総理大臣、麻生さんが総理大臣だった時、民主党の当時の鳩山代表と党首討論をした時、私もそう思いましたしテレビの解説者も言っていましたが、麻生さんはとても緊張していました。
この緊張はおそらく「総理大臣の椅子を手放したくない。」という持っているものを手放さなければいけない恐怖から来る緊張です。
例えば、皆さんも入学試験や入社試験で緊張した経験があると思いますが、この学校に(この会社に)入りたい、この学校に(この会社に)入れなかったら怖い、という欲望を満たせられなかったら怖いという恐怖心から緊張をするのです。
それが証拠にこの学校(この会社)に受かっても行く気は全くないという入学試験や入社試験では緊張しないはずです。
この欲による緊張が多くの人たちの緊張です。
欲を持っている限りこの緊張はなくなりませんが、この欲による緊張で精神科や心療内科や私の所には来ません。
麻生前総理大臣が緊張を苦にして精神科や心療内科に相談に行くとは考えられないでしょう。

3.大人なのに子供の目で見ている為の緊張
この子供の目による緊張をしている人たちが困って精神科や心療内科や私の所に来られます。
例えば、30歳の男性だったら自分は30歳の大人だと分かっているのに、まるで5才の子供のように回りにいる大人たちに変な子だななどと思われたら育ててくれない、世話をしてくれないという方向の恐怖心を感じて緊張します。
もちろん、この子供の目による緊張で困っている人たちは怖いと感じたら本当に怖い事なのかという事をほとんど見に行きません。
怖いと思ったら怖いと怖がり続けるのです。
そして、この子供の目による緊張の人たちは多方面からの洞察力や人と自分の正しい心の関係、不安の処理の仕方などの基礎的な人生勉強不足が背景にありますからこの子供の目による緊張をなくすためには基礎的な人生勉強不足を解消する必要があります。
また、多くの困っていない人たちから見たら、多くの困っていない人たちも欲による緊張はしますが、このような子供の目による緊張はしませんから、何故こんなにも緊張をするのかが理解できない事が多いです。


という事で、対人緊張症で精神科や心療内科、心理療法などを受けている人たちの緊張と精神科や心療内科、心理療法などに通っていない人たちの緊張は、『子供の目による緊張』と『欲による緊張』という別種のものです。
ちなみに、全ての緊張は恐怖心から発生していますからどのような形でも恐怖心をなくすことが出来れば緊張状態から脱却する事ができます。

◎対人緊張をなくしたいのでしたら自分の対人緊張の事をよく知る必要があります。


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